歴史に名を残している方は名前を見るだけで一発でイメージが湧きませんか?
例えば、
- 京セラの創業者稲盛和夫さんと言えば「経営の神様」でJALの立て直しや数々の偉業を成し遂げられています。つまり、大企業の経営の神様というイメージ
- 本田技研の創業者の本田宗一郎さんであれば「技術の神様」というイメージですよね。数々の偉業を成し遂げられています。
- 松下幸之助さんは言わずもがな「松下電器産業」の創業者で「家電を日本に広めた大経営者」ですよね。
このクラスの有名人になると、もう会社名よりも名前で「何をやっていった方なのか?」が一発でわかります。
つまり「専門性」がものすごく明確なわけです。
そして、今日のメインテーマである専門性の大切さを「お豆腐屋さん」を例にしてお話をしていきたいと思います。
こんにちは。
ビジネスを効率化・仕組化・自動化する専門家の佐藤裕介です。
今日の八ヶ岳は、雨雲と秋晴れの合間になっております。
夜は随分と冷え込んできており、いよいよ薪ストーブが登場するかもしれません・・・
冬場は最低気温-15℃まで届く地域ですので、寒冷地仕様で作られている自宅で薪ストーブを焚いているので、冬は冬ですごく楽しみなんです。
巨大な雨雲に戦々恐々としております。笑
今日は眩しすぎますね。
お見苦しい姿にて失礼します。笑
決して怒っているわけではありません。笑
さて、今日のテーマの「専門性って本当に大切」ということですが、例えば世の中には専門家がたくさんいますよね?
- 八百屋さん
- 農家さん
- 魚屋さん
- お肉屋さん
- ラーメン屋さん
- お蕎麦屋さん
- お寿司屋さん
- カーディーラー(車の販売店)
などなど、挙げ始めたらキリがないのですが、その中で今日は「お豆腐屋さん」を参考に専門性の大切さをお伝えしていきます。
というのも、お豆腐屋さんって、基本的には豆腐だけを売っていますよね?
油揚げとか、おからや、いわゆる豆腐の派生で商品があるお店もありますけどね。
豆腐屋さんがお豆腐にかける情熱ってものすごいものがあると思うんです。
- お水へのこだわり(例えば、ミネラルの度合いですとか、硬度などへのこだわり)
- 大豆へのこだわり(産地や栽培方法や保管方法などなど)
- 豆腐の作成工程のこだわり
- 豆腐の販売方法へのこだわり(子どもの頃のお使いでお豆腐を買いにボウルを持って買いに行ったことを思い出します)
この「こだわり」を持っていることが専門家としての大きな特徴なわけです。
そして「こだわり」には深い物語が隠されています。
例えばぼくは、豆腐と言えば「京都男前豆腐店」をイメージします。
ネーミングも面白くて、もちろん味もピカイチだったことを記憶しております。
今はもう販売終了してしまったようですが「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」は今でも覚えています。

ちょっと小さいですが・・・
例えばネーミングをするだけでも、相当な情熱があるだろうし、物語があると思うんです。
今日一番お伝えしたいことは、
「専門性には物語がある」
物語があると、自然と自分の内面(無意識)から湧き出るありとあらゆる情報が湯水のように湧き出てくるし、また、その物語から生み出さされる「真の自信」が身についていくのですよね。
さて、個人起業家のビジネスに視点を移してゆきましょう。
個人起業家で最も大切なのは「専門性」であることは言うまでもありません。
逆に言うと、サラリーマンという立場ですと「専門性」よりも「汎用性」を求められる傾向になっていきます。
汎用性は、いわゆる「なんでも屋」だから自分の想いなども少し薄くなったりします。
なので、伝えたいメッセージも乱れてしまったり、また、メッセージ自体を発信できなくなってしまう。
サラリーマンは「会社」という信頼があるから、専門性がなくても良いのだと思います。
しかし、自ら起業をしようと思った方は、絶対的に専門性が大切。
そしてそれは、誰かから当てはめられたものではなく、内側から湧き出てくる自分自身が心から納得できるもの。
ここが固まるとどうなるのか?
- 発信するメッセージにブレが無くなる
- 伝えたいことが無限に溢れていく
- その情熱に人はファンになる
このくらい重要なことなんです。
たまに、この専門性について熱く語りたくなります。
なぜって?
ぼく自身が、自分が何屋なのかをさっぱりわからなず、半生を過ごして来たからです。
ですから、起業に必須の情報発信も何回も挫折をしてきてしまった。
あなたにはそのような思いはして欲しくありません。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。