ビジネスを効率化・仕組化・自動化する専門家の佐藤裕介です。
女性クライアントさんから、
「無料で情報を出したら有料に来てくれないのでは・・・」
というような質問を立て続けに頂いたので、自分なりの考え方をお伝えしますね。
その前に、昨日Facebookメッセンジャーで面白いやり取りがあったのでちょっとご覧ください。
オーストラリア在住の女性クライアントさんとの会話です。
と、言われても、わたしは大した情報を出しているつもりはないのです。笑
後程もお話ししますけど、フルスイングで出し惜しみなく提供しています。
「ネタはごまんとある」随分調子に乗っていると思われるかもしれませんが・笑
これ、マジなんです。理由は後述しますね。
ここで「前提」という言葉を使っていますが、心理的な前提があなたの行動をコントロールしていますので、最後に前提をひっくり返す事例をお話ししましょう。
さてさて、では今日の本題へ。
自分の知識・経験・スキル・ノウハウなどを販売する情報起業では、商品は情報が命ですよね?
「その情報を無料でどこまでだしたら良いのか?」
ここが分からないそう。
つまり、無料と有料での情報提供の境目がわからないという悩みが非常に多いことがわかってきました。
そこで、今日のわたしの意見は。
「出し惜しみ無しで全力で出せ!」
という持論があります。
例えば、あなたの見込み客の方が無料で価値を感じられない商品の提供を受けたらどういう気持ちになると思います?
「なんだ、こんなものか。じゃあ、有料も大したことないな」
って思いますよね?
もう、7年くらい前の話ですが、無料で薄っぺらいPDFマニュアルを配布して有料のコンテンツを買ってもらうマーケティング手法が流行っていました。(今でもそういうのあるのかな?)
薄っぺらいというのは文字通り、数枚のペラペラのPDFを配って、ページの最後のほうに数千円~数万円の商品を紹介するというもの。
でも、やっぱり有料コンテンツもお粗末なんですよね。
当時はまだ、情報起業がそれほど一般的ではなかったので、薄っぺらいコンテンツでもまずまず商品が売れていました。
しかし今はもう時代が違います。
「無料だろうと有料だろうと全力で提供する」
このスタンスを通して、ファンになって頂いて結果的に長いお付き合いになり、こちらも嬉しいし、顧客の方も嬉しい状態になります。
また、無料で情報を出し惜しんでいるというのは「ある前提」が無意識に刷り込まれています。
情報を出し惜しむ → 「わたしには価値ある情報はあまりない」
この心理状態だと、情報がないことに着目し始めるので、よりその状態を強固にします。
逆に、
無料でも情報を出し惜しみなく全力で提供する → 「わたしには情報は無限にある」
このような心理的な前提になっているのですね。
そしてまた、この「わたしには情報は無限にある」という前提を通して情報発信を繰り返していくと、更に濃い情報発信ができるようになります。(練習するとどんどん上手くなります)
「無料でどこまで出したらよい?」という考え方は、そもそもの心理的に「わたしは大した情報を提供できない」という前提になっている可能性が非常に高いです。
ですから、行動をひっくり返して「無料でも出し尽くす!」ということを是非意識してくださいね。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。