ビジネスを効率化・仕組化・自動化する専門家の佐藤裕介です。
収入の安定を握るカギとも言える高付加価値商品。
あなたは高付加価値商品は持っていますか?
高付加価値商品とは、これまでのメールでも何回かお話ししているように、何回かに渡って商品コンテンツを提供して、高い価値を提供していくスタイルです。
しかし世の中には、非常に短時間でも人生が変わるくらいのセッションを提供している方もいます。
そういった方であれば、例えば3日で50万円の商品であったり、すごい方であれば30分100万円などでコンサルティングをしている方もいます。
例えば、苫米地英人さんという著名な方であれば、1回30分で120万円のセッションをやるような方もいらっしゃいます。(昔は彼の本が出るたびに購入していたほどの熱狂的なファンでした。笑)
最初の頃は、顧客が本当に成果を出せるのか自信が持てない時期もあります。
ですが、長い期間、あなたがあなたの顧客に寄り添っていくことで顧客の成果に繋がりやすくなります。
また、長期間のサポートを通して、ある程度の価格を設定できますので、あなた自身も、あなたの顧客も双方嬉しい状態になりやすいのも長期サポートを通した高付加価値商品の特徴ですね。
ここでイメージしやすいように一例を挙げておきます。
去年のことになりますが、わたしが開発した、カメラ転売というビジネスでパソコンの作業を89.7%削減する自動化システムを使って、日に30分~1時間の作業で月収50万円を突破する4ヶ月間の長期サポートプログラムを販売させて頂いたことがあります。
そのプログラムは、
- 1ヶ月目は、カメラ転売の基礎を覚える
- 2ヶ月目は、不用品をヤフオクとeBayで売ってみる(eBayは海外オークションサービス)
- 3ヶ月目は、カメラを30個販売して利益を5万円得る
- 4ヶ月目は、カメラを100個販売して利益を30万円得る
この例であれば、サラリーマンをしながらでも日に1~2時間あれば副業月収を30~50万円プラスできるということですから、給与の他に+50万円入るのであれば大きな価値を得られることになりますよね。
今回はあくまでも一例ですが、このように数ヶ月間で顧客の現状から理想の未来へ辿り着けるための強力な提供スタイルが、今回ご紹介した高付加価値商品になってきます。
高付加価値商品を作る時のポイントは3つあります。
- ターゲット
- ビフォア
- アフター
まずはじめに、この3つを決めます。
今回の例をそのまま使いますが。
- 会社の給与だけでは不安があって、副業で月収+30~50万円を得たいサラリーマン(ターゲット)
- 副業はやったことがない。カメラにも興味がない。時間も取れない。(ビフォア)
- 日に1~2時間の時間、会社から帰って作業をすれば、月収が30~50万円アップする(アフター)
この3つをまずは決めてください。
この後は、
- ビフォア
- ステップ(1~)
- アフター
という風に、ビフォアからアフターに向かうためのステップを作っていきます。
多分、既にお分かりになっているかと思いますが、今回のカメラ転売の例であれば。
- 副業はやったことがない。カメラにも興味がない。時間も取れない。(ビフォア)
- 1ヶ月目は、カメラ転売の基礎を覚える(ステップ1)
- 2ヶ月目は、不用品をヤフオクとeBayで売ってみる(ステップ2)
- 3ヶ月目は、カメラを30個販売して利益を5万円得る(ステップ3)
- 4ヶ月目は、カメラを100個販売して利益を30万円得る(ステップ4)
- 日に1~2時間の時間、会社から帰って作業をすれば、月収が30~50万円アップする
こういう風に並べていきます。
しかし、これだと実際の商品提供はできないため、ステップ1~xを更に具体化していきます。
- 1ヶ月目は、カメラ転売の基礎を覚える(ステップ1)
- カメラとは?(ステップ1-1)
- レンズとは?(ステップ1-2)
- ヤフオクでアカウントを作成する(ステップ1-3)
- eBayでアカウントを作成する(ステップ1-4)
ちょっと言葉がわからないかもしれませんが、ポイントは実際にやることをイメージでき、かつ手を動かせる(行動できる)レベルまでステップを細かくしてあげることです。
以上の工程を通して、高付加価値商品を作れるような基礎的な考え方は知識レベルではわかったかと思います。
今回は、割とトップダウン型で商品を具体化していったのですが、女性起業家であれば、これとは逆のボトムアップ型の高付加価値商品の作り方のほうが良いかもしれませんね。
今日の例は、どちらかというとテーマも具体化の仕方も男性向けですので、明日は女性起業家向けの高付加価値商品の作り方を実例を交えてご紹介したいと思います。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。