ビジネスを効率化・仕組化・自動化する専門家の佐藤裕介です。
さて、昨日は東京出張レポートをお伝えしてきたので、また、いつものペースに戻していきますね。
今回は、商品のつくりかたについて、もう一歩踏み込んでお話をさせて頂きます。
商品とは、つまり、対象者の現状から理想へ辿り着くための「何か」です。
例えば、パート・アルバイト・契約社員・正社員などをやりながら、不景気の影響や会社の業績悪化などで給料が下がりつつある方を想像してみましょう。
その方の理想は、安定収入源を確保することだと思います。
ですから、
現状=お金がない → 理想=今の仕事をやりつつ、更なる安定収入源を手に入れる
このような悩みを抱えている方に対して、どのような商品を提供したら良いと思いますか?
例えば、
- アフィリエイトに関するノウハウ
- 投資系のノウハウ(金融・先物・不動産・信託)
- せどり(物販)
- 情報起業
とまあ、色々と提供できるものがありますが、これがいわゆる商品ですね。
しかし、これだけでは、購入者は疑問が起こります。
- 「アフィリエイトって一体何をどうやって進めたらよいの?」
- 「投資系のノウハウ(金融・先物・不動産・信託)って一体何をどうやって進めたらよいの?」
- 「せどり(物販)って一体何をどうやって進めたらよいの?」
- 「情報起業って一体何をどうやって進めたらよいの?」
この疑問にステップバイステップで理想の状態へ辿り着けるノウハウを提供すれば良いのです。
商品が決まったら、今度は細分化をしていきます。
商品を、ステップに分解していき、更に、ステップを分解していき・・・というように具体的に、悩んでいる顧客が、理想の状態へ辿り着けるノウハウを構成していきます。
例えば、せどり(物販)であれば、商品は「中国で仕入れた仕入れ値の安い商品を、メルカリ・Amazon・ヤフオクで販売し、日に1時間の作業で月収を5~10万円達成し続ける物販マスタープログラム」といったように。
ステップを少し作ってみましょう。(架空の例ですので、細分化の仕方に着目してください)
- 中国から輸入するために必要な業者の見つけ方
- メルカリで販売するために必要な機材とアプリ
- Amazonで販売するために必要な考え方
- ヤフオクでリサーチを自動化する方法
- 売れ行きが120%上昇する魅力的な写真撮影手法
- 発送費用が50%削減する方法
こういったように手順を更に細分化します。
しかし、これでもまだ不明瞭です。
次に「中国から輸入するために必要な業者の見つけ方」という手順を細分化してみましょう。
- 中国の商品を仕入れるサイトの見つけ方
- 中国商品を扱っているネットショップ全集
- 中国ネットショップアカウント開設手順
- 中国ネットショップへ支払いをできる決済サービスの登録方法
- 輸入コストを大幅に下げる配送業者大公開
こういったように、それぞれのノウハウを更に細分化していきます。
この手順を繰り返すことによって、
- 悩み=お金がない
- 商品=中国で仕入れた仕入れ値の安い商品を、メルカリ・Amazon・ヤフオクで販売し、日に1時間の作業で月収を5~10万円達成し続ける物販マスタープログラム
- 理想=今の仕事をやりつつ、更なる安定収入源を手に入れる
というように、商品に対して明確な価値を提供でき、その結果、顧客が感じた価値に従って収入を得られるというわけです。
しかし、繰り返しますが、まずはあなたが本当に救いたいと思える顧客を決めるのが先です。
ここがブレると、途中で嫌になったり、諦める要素がぽろぽろと現れてきます。
では、最後にワークをやってみてください。
- あなたの顧客は誰ですか?
- あなたの顧客の悩みはなんですか?
- あなたの顧客を現状の悩みから理想の状態へ導ける商品はなんですか?
- その商品で、どうやって理想の状態まで辿り着けますか?
- ステップバイステップで手順を作ってみてください
ここまでできたら次のステップに行きます。
その商品は、本当に効果のあるものなのか?
ここを深めていきます。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。