メール配信システムを変えた10の理由
いよいよ新しいメール配信システムへ引っ越しをします。
今は、国産のMyASP(マイスピー)というシステムを利用しているのですが、MyASPは高機能ながら、わたしにとっては使わない機能が多すぎるのと、月額費用が案外高い(10,800円/月)ため、海外のMailChimp(メールチンプ)というメール配信システムへ入れ替えました。
実は、海外ではメール配信システムをマーケティングオートメーションシステムというのですね。
プライスリストをまずは見ておいてください。
これらからわかるように無料、$10、$199のプランが選べます。
しかも、基本的な機能に関しては無料で十分ですし、個人起業家レベルであれば2,000アドレスまで登録できれば十分ビジネスとして有効に利用することは可能です。
という料金プランをご理解して頂いて、なぜ今回MailChimpのほうへ変えたのか10の理由をお伝えします。
- メール登録者数が2,000名、かつ月間配信12,000通まで無料利用可能
- $10ドル以上のプランで登録者数と月間配信数が無制限になる
- マーケティング自動化の仕組みを簡単に構築できる
- ひとめで開封率・クリック率がわかる(どのくらい見られているのか? どのくらいクリックされているのか?)
- グラフィカルで見やすいレポートが充実している
- Segments(属性)機能により、興味属性に合わせてメールを送る・送らないを決められる
(例えば、無料商品を購入して頂いた方のみに特別なメールを送るとか) - 海外オンラインスクールシステム(teachable / thinkific)などと容易に連携か可能
(例えば、オンラインスクールに登録頂いた方へ専用のお知らせや有料商品のオファーができる) - お洒落で効果的ななHTMLメールが簡単につくれる
- HTMLメールのテンプレート機能が非常に充実している
(シンプルなものから凝ったデザインのものまで50種類以上のテンプレートが選べる) - マルチメディアも簡単に配信可能(動画や音声など)
国産のメール配信システムでもある程度のことができるのですが、ひとつのシステムを使うと、それに依存(ロックイン)しがちです。
それに比べて海外システムは他のシステムと容易に連携ができ、自分に合った使いやすいオンラインスクールシステムの選択肢がいくつもあります。(ロックインされない)
例えばMyASPであれば、メール配信とステップメール機能と会員サイトなどを作成できるのですが、作成するのに高度な知識(HTMLやCSSへの理解)などが求められるため、ユーザーフレンドリーではない場面がいくつもあります。
また、メール配信システムで最も重要な到達率・開封率・クリック率を容易に計測できるようにユーザーインターフェースが設計されています。
Campaigns(キャンペーン)というのが送信したメールです。
上記画像のように9.6%の開封率というのがぱっと見でわかるわけです。
実は、このメールを送った対象リスト数は1,400以上あるのですが、開封しているのが10%未満ということがわかるので、そもそも開封すらされていないということはわかるわけです。
こういったように、メール配信システムという枠組みではなくマーケティングオートメーションというシステムであることが良く分かると思います。
もちろん、国産のメール配信システムも到達率・開封率・クリック率がわかるものもありますが、自分で敢えて設定をしないと見れないですとか、例えば、HTMLメールのなかにクリック率を計測する専用のリンクを置いてみたりなど非常に手間がかかるわけです。
まあ、今回はさらっとしたご紹介になりますが、具体的な利用方法は別記事にてご紹介をしてゆきますね。