目次
イントロダクション
teachableとは?
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – teachableとは?
オンラインスクールを運営するための一連の機能が整っているオンラインスクール構築システムです。
日本ではまだ認知度が低いudemy(ユーデミー)というサービスをご存知でしょうか?
udemyでは、個人が自分のスキル・知識・経験などをオンラインコースにして販売することができるサービスです。
日本ではベネッセコーポレーションが運営をしております。
udemyは様々な方が講師登録をしており、強い集客力の代わりに販売手数料やライバル講師の存在など、それなりのメリットとデメリットがあります。
teachableは自前でudemyのようなオンラインコースを販売できるサイトを所有するためのシステムと言えます。
しかも、メールマーケティングツール(例:ConvertKit, MailChimp, ActiveCampaign, Drip)や、期限管理システム(deadline funnel)といったマーケティングツールとの連携も非常に簡単です。
是非、teachableを使いこなしてあなたのスキル・知識・経験をオンラインコースで提供して自動的な収入源を手に入れてくださいね。
teachableでできること
本家サイトの機能一覧から抜粋します。
マルチメディアコンテンツの提供(テキスト・動画・音声・PDF etc…)
オンラインコースに必要な動画レクチャーや、ワークシートなどのPDFファイル。
全てteachableの機能として提供できるので、他の動画サービスなども不要です。
また、PDF埋め込みやダウンロード可能にもできるのでオンラインコースとしては十二分な機能を持っています。
上記のように、例えば、ブログを書くように直接テキストを作成・編集できます。
編集画面も非常にシンプルで使いやすいです。
これは動画レクチャーのサンプルです。
これはPDFレクチャーのサンプルです。
埋め込み機能があるので、非常に学びやすいです。
teachableの利用プラン
Free
コースの販売時の手数料($1+販売額の10%)のみかかる無料プランです。
コースの作成・価格設定・販売用ページの作成などの基本機能のみ利用可能です。
Basic
$39/月で利用できるプランです。
コース販売手数料は5%になります。基本機能に加えて割り引きクーポンの発行や独自ドメインの利用に加えて、コース内のセクション公開タイミングを調整できる「Drip」などの機能が利用可能になります。また、teachableサポートチームへの質問も可能です。
Professional
$99/月で利用できるプランです。
最も人気のあるプランで、このプランからコース販売手数料は0%になります。
売り上げが安定的に立ち始めたら是非このプランを利用しましょう。
Basicプランの機能に加えて、一番のメリットはカスタムペイメントゲートウェイ機能でしょう。
Basicまでは売り上げが立ってから実際の入金までのタイムラグが1ヶ月ちょっとあります。
これをカスタムペイメントゲートウェイを利用することであなたのPayPalかStripeへ即時課金が可能になります。
(PayPalは一部制限あり)
遅くとも決済から口座までの送金が2週間以内には行われるので、資金回転が早まります。
Business
$499/月で利用できるプランです。
こちらは多数の講師を抱えるような大規模運営利用を目的としているプランです。
個人起業家というよりは企業向きでしょう。
講師の一括データインポートなどの機能が利用できます。
teachableのプラン比較表
以下はプラン比較表を邦訳したものです。
プラン選択の一助としてください。
Basic | Professional | Business |
$39(年払いは$29) | $99(年払いは$79) | $499(年払いは$399) |
5%の手数料 | 手数料不要 | 手数料不要 |
即時支払い | 即時支払い | 即時支払い |
管理者ユーザー2名 | 管理者ユーザー5名 | 管理者ユーザー100名 |
通常サポート | 優先サポート | 優先サポート |
コーストレーニング | クイズ | |
カスタムドメイン | ||
クーポンコード | ||
Dripコースコンテンツ | ||
アフィリエイト | ||
メールマーケティングとの連携 | ||
外部サービスとの連携 |
teachableアカウントを登録してスクールを立ち上げる
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – アカウント登録とスクールの作成方法
こちらも合わせてご確認ください ⇒ teachableの使い方 – スクールの初期設定方法
teachableトップページを開きます。
スクール管理用のメールアドレスを入力し「Get started」ボタンをクリックします。
必要項目を入力します。
- Full Name(氏名)
- Email address(メールアドレス)
※入力済み - Password(パスワード)
- Confirm Password(確認用パスワード)
必要事項入力後に「I agree to the Terms of Use and Privacy Policy(利用許諾とプライバシーポリシー)」をお読み頂き、チェックボックスにチェックして「Get Started」ボタンをクリックします。
「Name Your School」へ任意のスクール名を入力してください。(後で変更可能なので思いつかなければご自身の名前をスクール名にすると良いです)
今回は自分の名前を入力して「佐藤裕介のオンラインスクール」としました。
あなたのビジネスに合わせて適切な名前を選んで頂ければと思います。
入力後に「Create New School」ボタンをクリックします。
いくつかの質問を聞かれますが、実は全て答えなくても大丈夫です。
最低限「Which country are you located in?(あなたはどの国に住んでいますか?)」という質問だけ答えれば大丈夫です。
自分は日本在住のため「Japan」を選択しました。
「Enter my school」ボタンをクリックします。
画面上部にミントグリーンのアナウンスメントバーが表示されています。
「Please confirm your email address to verify your account as soon as possible. A confirmation message was sent to educate000@automated-business.com. Resend Confirmation」
「可能な限り早くメールアドレスを確認してくださいね」というメッセージです。
ということでメールボックスを確認してみましょう。
以下はGmailの例ですが件名が「Confirm your account」という表示のメールが届いています。
「Confirm Email」ボタンをクリックします。
my teachableというスクールの管理画面に移ります。
「Schools I Own」という項目に、先程作成した「佐藤裕介のオンラインスクール」が存在することが確認できます。
このようにteachableではひとつのアカウント(メールアドレス)に対して複数のスクールを作成できます。
例えば、
- ヨガスクール
- 料理教室
- フィットネススクール
- パソコンスクール
といったように。
それでは「佐藤裕介のオンラインスクール」というサムネイル画像をクリックして、スクールの管理画面に戻りましょう。
真ん中にある「Go to Courses」ボタンをクリックします。
この時点ではまだ、スクール開設の準備が整っていないため画面上部のアナウンスバーにメッセージが表示されていることがわかるかと思います。
「Your school is not live yet. To launch your school, complete the remaining steps.(まだあなたのスクールはローンチ(立ち上げ)できていないので、残りのステップを行いましょう)」というメッセージをクリックします。
「Dashboard(ダッシュボード)」画面に遷移します。
この画面は、実は大きく二種類あって、最初はウィザード形式になっています。
手順に沿って進めて行けばスクールの公開をスムーズに行えますので手順に則って進めて行きます。
ちなみに、最初の「Sign up for our free live webinar」はスキップしても大丈夫です。
ですのでまずはコースの作成から進めます。
teachableでコースを作成する
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューからコースを作成する方法
それでは早速はじめてのオンラインコースを作ってみましょう。
「Create a course」メニューをクリックします。
必要情報を入力する
コースの作成画面に遷移します。
入力項目は以下の通り、
- Name(コースの名前)
必須 - Bio(Biographyの略で要するにコースの講師紹介です)
必須 - Subtitle(コースの簡単な説明文です)
任意
まずはコース名(Name)を入力します。
ここでは「テストコース」としています。
次にBio(バイオグラフィーの略)を作成します。
「New Bio」をクリックします。
選択、及び入力項目は、
- Add Image(プロフィール画像)
- Full Name(氏名)
- Headline(プロフィールの概要)
- Bio(バイオグラフィー)
の4つとなります。
まず「Add Image」をクリックします。
画面中央にポップアップ表示されます。
「Choose files」をクリックします。
事前に用意している画像をアップします。
この時点ではまだプレビュー表示なので「Upload」ボタンをクリックします。
必要情報を入力後に「Add Bio」ボタンをクリックします。
最後に「Subtitle」を入力してから「Create Course」をクリックします。
ここまででコースの入れ物の作成は完了しました。
確認のためプレビュー表示を見てみましょう。
テストコース(コース名)の直下にある「Preview」ボタンをクリックします。
まずは販売ページのプレビューを見てみましょう。
「Sales Page」をクリックします。
先程入力したコース名・サブタイトル・バイオグラフィー(Your Instructor)が適切に反映されていることを確認します。
次に右側の「Course Curriculum」をクリックします。
まだ中身はありませんがコースの入れ物ができていることが確認できました。
では次に中身を作っていきましょう。
teachableでセクションを作る
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューからコースのセクションとレクチャーを作成する方法
teachableではコース作成時に自動的に「First Section」といった名前で最初のセクションの入れ物は用意されています。
ここではまず「First Section」を編集していきましょう。
鉛筆マークをクリックすると編集可能になります。
変更後にエンターキーを押下するか、右側のチェックマークをクリックします。
ここでは「はじめに」という名前に変更しました。
teachableでレクチャーを作る
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューで作成したレクチャーにコンテンツを追加する方法
コースとセクションの入れ物の用意ができたところで、ここで少しコースの構成についてご説明をさせて頂きます。
teachableの仕組みをまずは知って頂きたいのですが、
- スクール
- コース
- セクション
- レクチャー
というような構造になっています。
理解の一助となるように図解してみました。
あなたが実際に提供したいコンテンツは「レクチャー」に入れていきます。
セクションの下にレクチャーを並べていくイメージです。
ちょっと文字だけだとイメージしにくいかもしれませんが、まずは構成を把握して頂きたいので、以下に記載します。
- セクション
- レクチャー
- レクチャー
- レクチャー
- セクション
- レクチャー
- レクチャー
- レクチャー
- セクション
- レクチャー
- レクチャー
- レクチャー
例えばオンラインゴルフレッスンというコースがあるとして、コースカリキュラムは以下のような構成になります。
- ゴルフ用品の基礎(セクション)
- ゴルフクラブの種類(レクチャー)
- ゴルフクラブの選び方(レクチャー)
- ゴルフボールの選び方(レクチャー)
- ゴルフの練習方法(セクション)
- 練習場の選び方(レクチャー)
- 練習の仕方(レクチャー)
- ゴルフを上達するマインドセット(セクション)
- 自己流でやらない(レクチャー)
- 素直であること(レクチャー)
ゴルフ系経験はないため、内容は適当ですが、ここではコースの構成をイメージしやすくなるように事例を紹介させて頂きました。
それでは、レクチャーを作成していきましょう。
コース管理画面を再掲します。
先程名前を変更した「はじめに」というセクションにレクチャーを入れていきます。
「New Lecture」ボタンをクリックします。
画面左上のレクチャー名称を変更しましょう。
初期状態では編集を促すために「New Lecture」という文字が青色に反転しています。
こちらを編集してエンターキーを押下するか、右横のチェックマークをクリックします。
ここでは「自己紹介」というレクチャー名にしています。
次にコンテンツを作っていきます。
コンテンツは大きく4つのタイプがあります。
- メディア(動画・音声・PDFなど)
- テキスト(ブログのように直接入力をする)
- クイズ(理解度テストなどを入れる)
- コード(プログラムコードなどを入れる)
今回は自己紹介ということで、動画をアップロードしてみましょう。
初期状態で「Add File」という項目が選ばれているので、この状態で「Choose files」というボタンをクリックします。
ポップアップ画面が表示されるので「My Computer」から「Drag files here」というフィールドに直接動画をドラッグ&ドロップするか「Choose files」ボタンをクリックしてアップロードしたい動画を選択します。
今回は「Choose files」を選びます。
先程自己紹介動画をテスト用に撮影したので、そのファイルを選択しました。
では「Upload」ボタンをクリックします。
「Video」コンテンツが追加されました。
このようにteachableではアップロードしたファイルの形式を自動で判断して、適切な処理をしてくれるので非常に簡単にコンテンツの準備が可能です。
また「Optimizing video for playback, refresh to see progress」となっているように最適化する時間がかかるので少し待ちましょう。
それでは利用者からどのようにレクチャーが確認できるかをプレビューモードでチェックしてみます。
画面右上の「Preview」ボタンをクリックします。
自己紹介動画が用意されました。
非常に簡単ですよね?
詳細は別途お伝えしますが、このように簡単にレクチャーを用意できます。
ここでは最後にコメントを有効化してみましょう。
コメントを有効化して、利用者の方々の疑問ですとかコミュニケーションを行えるようになります。
レクチャー管理画面に戻りましょう。
画面最下部に「Comments」という項目があります。
ここのスイッチを有効化します。
スイッチを有効化しました。
この状態で再度プレビューを見てみましょう。
上記のようにコメント機能が有効されたことが確認できました。
最後にレクチャーを一般公開します。
画面右上のオレンジの「Publish」ボタンをクリックします。
teachableコースに価格を設定する
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューから作成したコースへ価格を設定する方法
次に価格を設定してみましょう。
価格は大きく、以下の4つの種類があります。
- Free(無料)
- Subscription(月額継続課金)
- One-Time Purchase(一括払い)
- Payment Plan(回数指定支払い)
あなたの提供するコースに合わせて価格を設定してください。
ここでは「One-Time Purchase(一括払い)」を指定します。
まだ価格設定をしていない場合は、上記のように価格の設定のみが必要です。
左側に通貨単位の指定ができるので「JPY」へ変更して、ここでは仮に2,980円で価格を設定します。
価格を入力後に「Add Pricing」ボタンが押せるようになります。
クリックしましょう。
価格の設定ができました。
ここで一旦価格の編集画面を通して詳細設定を確認してみましょう。
最初に価格を設定する時は、画面のように「Paid Course」という表示が自動で割り当てられます。
このままでも良いのですが、後々の決済のわかりやすさを踏まえるとこの名前を変更しておくことをおすすめしておきます。
価格の設定まで完了したらあと一歩です。
その前にプレビュー画面を表示して価格がどのように反映されているか確認してみましょう。
緑のボタンが追加されて「Enroll in Course for \2,980」となっていることがわかります。
つまり日本円で2,980円で価格の設定ができていることがわかります。
それでは「Enroll in Course for \2,980」のボタンをクリックしてみましょう。
決済画面に遷移しました。
このようにteachableではセールスページを作るだけで決済ページは既に用意されているものを利用できるので非常に便利です。
以上で基本的な価格設定の説明は完了です。
もう少し様々な設定ができるのですが、後述していきます。
teachableの各種ページを修正する
ここまででオンラインコースの用意などは整いました。
あとは、実際の販売を行うに当たっていくつかのページの修正をしていきましょう。
SEOに関する設定
コース管理メニューの「Information」をクリックします。
すると「SEO」という設定項目が見つかるので、ここの「Friendly URL」を修正していきます。
teachableでは、販売用のURLを「Page Title」から英語を抜き出すか、日本語であればランダムな英数字が割り当てられています。
今回は「テストコース」というページタイトルにしましたが、URLは画面のように「27b162」という文字列が割り当てられています。
このままですとURLとしても微妙なので、わかりやすい名前に変えていきます。
「27b162」から「test-course」という表記へ変更後「Save」ボタンをクリックします。
それではプレビューを見てみましょう。
これでテストコースの販売ページの体裁が整ってきました。
サムネイルを設定する
コース管理メニューにサムネイルを追加してみましょう。
「Branding」「Thumbnail」メニューから「Add Image」ボタンをクリックします。
ファイルのアップロード手順は割愛します。
サムネイルを設定すると、コース管理メニューの左側に設定した画像が表示されます。
プレビューを見てみましょう。
大分オンラインコースとして見た目が整ってきたと思います。
こちらは、お好みの画像をご自身でご用意頂くことも可能です。
セールスページとサンキューページを修正する
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューから作成したコースのセールスページを修正する方法
それでは次にセールスページとサンキューページを修正していきましょう。
コース管理メニューから「Pages」をクリックします。
こちらはつい最近メニュー構成が変更になったのですが、こちらのメニューから各種ページの修正が可能になりました。
修正できるページは、
- SALES PAGE(セールスページ)
- CHECKOUT PAGE(決済ページ)
- THANK YOU PAGE(サンキューページ
以上の3ページになります。
決済ページは基本的に初期状態でも十分ですから、ここでは「SALES PAGE」と「THANK YOU PAGE」を修正していきましょう。
「SALES PAGE」の「EDIT」をクリックします。
まず、初期状態の説明をします。
初期状態では、
- Course Hero Header(コース名とバックグラウンドイメージを表示)
- Coupon Banner(クーポンバナー(Basicプラン以上で有効になる))
- Course Description(コースの説明)
- Author Bio(コースのインストラクターを表示)
- Course Curriculum(コースのカリキュラム)
- Bundled Courses(コースに含まれる他のコース)
- FAQ(よくある質問集)
- Coupon Banner(クーポンバナー(Basicプラン以上で有効になる))
- Course Page Closing Letter(最後に伝えるレター)
- Primary Enroll Button(コースへの参加ボタン)
以上の構成になっており、それぞれのブロックを追加・修正・削除が簡単にできます。
今回はバックグラウンドイメージと、コース紹介文を追加してみましょう。
「Replace」ボタンをクリックすると、画面中央にファイルアップロード画面が表示されます。
teachableで事前に用意されている画像を選ぶか、他の選択項目より適切な画像を選んでください。
今回は「Presets」から選んでみます。
また画像によっては、コース名(テストコース)が見えなくなるので、右側の「OVERLAY」のゲージを調整して画像の明るさを調整してください。
今回は、上記画像と明るさの調整をしてみました。
プレビュー画面を見てみましょう。
良い感じになりましたね。
次に、説明文を入れていきます。
説明文を入れてみました。
「Save」ボタンをクリック後に、プレビュー表示をしてみましょう。
このように簡単にセールスページの修正が可能です。
他にも様々な修正が可能ですが、今回は、ヘッダー部分とフッター部分の余計なメニューを外して完了とします。
画面上部にメニューが表示されていますので、ここを削除します。
最下部に「Settings」という項目があります。
ここで「Show Navigation Bar」のトグルスイッチをオフにします。
こちらがオンの状態。
オフにしました。
この状態でプレビューを表示してみましょう。
画面右上のメニューが削除されていることが確認できました。
あとはフッターメニューを削除して完了です。
こちらがフッターメニューです。
同じく「Settings」メニューより「Show Footer」のスイッチをオフにします。
これで、このページを見た方が申し込みボタン以外にクリックできないので、余計なページへの遷移ができなくなります。
これはマーケティングの鉄則ですが「1ページ1アクション」をすることによって、目移りしないような工夫になっています。
次にサンキューページを修正しましょう。
「Pages」メニューより「THANK YOU PAGE」の「EDIT」ボタンをクリックします。
サンキューページは動画を埋め込んだり、アップセル(更に販売したい商品のオファーをする)などの機能がありますが、今回は、英語表記を日本語化することだけに留めましょう。
まずプレビュー表示を見てみましょう。
「Thanks for enrolling in this course!」という文字列を日本語化して、また、余計なヘッダーとフッターを外します。
「Edit Page」にある「Purchase Confirmation」の「Heading」を変更します。
引き続き、ヘッダーとフッターを削除します。
「Settings」メニューの「Show Navigation Bar」と「Show Footer」のスイッチをオフにします。
最後に「Save」ボタンをクリックします。
再度プレビュー表示を見てみましょう。
非常にすっきりしたと思います。
ここまでで、コースの各種ページの修正は完了です。
teachableコースを一般公開(Publish)する
コースが作成できたら最後に一般公開してみましょう。
コースメニューの「Information」をクリックします。
「Publish Course」をクリックします。
画面中央にポップアップ表示されるので「Yes, publish course」をクリックします。
この時点で、teachableスクールのトップ画面を見てみましょう。
画面左上のスクール名(自分は「佐藤裕介のオンラインスクール」)をクリックします。
スクールのトップページから商品が購入できるようになりました。
サムネイルも反映されていることが確認できましたね。
以上でコースの作成から価格設定、及びコースを一般公開する手順は完了です。
それではダッシュボードに戻ります。
チェックマークが追加されて「Create a course」は一連完了していることがわかります。
次に「Customize look and feel(見た目の調整)」をしていきましょう。
teachableスクールの見た目を調整する
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューから外観の調整をする方法
ウィザードメニューから「Customize look and feel」メニューをクリックします。
このメニューでは、
- Logo & Background(ロゴと背景イメージとファビコン)の調整
- Font Family(フォント種類)
- Colors(色味)
以上の調整が可能です。
teachableホームページのロゴとバックグラウンドを変更する
まずは「Site Logo」から変更していきましょう。
「Upload Image」ボタンをクリックします。
雲のマークの「Custom Source」が初期状態で選択されており、美しい写真が表示されていますので、ここから選択をしていきましょう。
今回は上記の画像を選択してみました。
「Select one file」ボタンをクリックします。
「Upload」ボタンをクリックするとサイトロゴが設定されます。
次にバックグランドを選択します。
手順は全く同じなので割愛します。
一点だけ画像が明るいと文字が見えなくなるので「Homepage Background Dark Overlay」のゲージを調整して文字が見えるようにしましょう。
今回は「0.54」にしました。
ここで一旦プレビュー表示をしてみましょう。
大分見た目が変わったかと思います。
ここは正解がないので、あなたのお好みで調整をして頂ければと思います。
teachableのフォント種類を変更する
それでは次にフォント種類を変更してみましょう。
と言っても、基本的に英語フォントへの影響ですので、日本語をメインに利用される場合は初期状態で十分かと思います。
ここでは参考までに「Proxima Nova」から「Merriweather」に変更してイメージを確認してみましょう。
「Merriweather」をクリックして「Save」ボタンをクリックします。
プレビューを見てみましょう。
こちらが初期状態の「Proxima Nova」です。
こちらが「Merriweather」になります。
エレガントな雰囲気に変化したと思いませんか?
参考までにコース画面のイメージを確認してみましょう。
エレガントな雰囲気に変更されています。
何度も言いますが、日本語化(後述)した際には見た目は変化しなくなりますので、あくまでも英語をメインの場合に大きな変化を感じることをご理解ください。
teachableの色味を変更する
最後に「Colors(色味)」を変更してみましょう。
基本色が4パターンあります。
また、細かい調整も可能です。
カラーパレットを赤ベースに変更してみましょう。
変更後に「Save」ボタンをクリックします。
それでは引き続きプレビューを見てみます。
緑ベースから赤ベースに変化しましたね。
ここだと少しわかりにくいので、ここでもコースを確認してみましょう。
随分と雰囲気が変わったと思います。
微調整も含めて、色味の調整をしてみてください。
それではダッシュボードに戻りましょう。
「Customize look and feel」の調整が完了したので、チェックマークが付いていることがわかります。
では次にドメイン名を設定していきましょう。
teachableスクール用のドメイン名を設定する
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ウィザードメニューからteachableサブドメインを変更する方法
teachableでは初期状態でドメインは数値を割り当てられています。
今回は「1270.teachable.com」になっています。
このままでも運用はできるのですが、できればスクールに関係したドメイン名に変更したほうが信頼性が増しますし、また、数値よりも特定の名前を付けたほうが覚えやすいので、ドメイン名を変更していきます。
「Set up your domain name」メニューをクリックします。
「1270」を「yusukesato」へ変更し「Confirm Domain」をクリックします。
ここで「Check Domain」をクリックし「Verified」と表示がでたら「Make Primary」ボタンをクリックします。
「yusukesato.teachable.com」ドメインが優先的に利用されるようになりました。
最初のうちはteachable.comのサブドメインを利用します。
他にもカスタムドメインといってあなたの所有しているドメインでteachableを運営できるので、ビジネスで利用していく場合にはカスタムドメインを設定することをおすすめしておきます。
ちなみに、teachableの場合は、[あなたの決めた名前].teachable.comがドメインとなり、独自ドメインは、例えば、school.automated-business.comのようにご自身の所有してるドメイン配下にスクールのサブドメインを設定するなどの調整が出来ます。
最後に、初期状態で割り当てられている「1270.teachable.com」ドメインは削除しましょう。
右側のゴミ箱アイコンをクリックします。
画面中央にポップアップ表示で「Confirm(確認)」画面が表示されるので「OK」をクリックして削除完了です。
これでクリーンな状態になりました。
この時点で「1270.teachable.com」ドメインが削除されているので再度ログインするのをお忘れなく。
ログインはこちらからどうぞ。
ログイン後、ダッシュボードを確認します。
「Set up your domain name」メニューが完了状態になりました。
ちなみに一番上にある「Sign up for our free live webinar」はスキップしても大丈夫です。
最後にスクールのローンチ(立ち上げ)をしましょう。
teachableスクールをローンチ(立ち上げ)する
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ ウィザードメニューからteachableスクールをローンチする方法
初期設定の最後のパートになります。
「Launch your school」ボタンをクリックします。
プランの選択画面が表示されます。
ここでは大きく「年払い」「月払い」の2種類に加えて、冒頭に説明をした3つのプランをすすめられます。
ここでは無料で利用をしていきましょう。
プラン説明の最下部に「Launch school with the Free plan」というリンクがありますので、こちらをクリックします。
画面真ん中にポップアップ表示で「Your school has launched!」となり無事にスクールのローンチが完了しました。
ここまでで一通りのスクール運営は可能になります。
ダッシュボードに戻りましょう。
ウィザード形式の画面から管理用の画面に変わりました。
teachableで料金を受け取る準備をする
teachableにおける決済の仕組みを理解する
米国もしくはカナダを拠点としている場合(日本の場合は関係ありません)
米国またはカナダを拠点としている場合はTeachable Paymentsを使用してクレジットカードによる支払いを受け付けることができます。
Teachable Paymentsを使用すると、スクールオーナーはStripe Expressを使用してクレジットカード取引を処理できます。
スクールオーナーは、より早く自分の支払いを受け取り、自分自身の支払いスケジュールを設定できます。
以上は、日本ではもちろん関係ありません。
米国もしくはカナダを拠点としていない場合
米国またはカナダを拠点としていない場合は、Monthly Payment Gateway(以降は、MPGと記載します)を設定することで支払いを受け付けることが可能になります。
MPGではTeachableのStripeアカウントを使用してクレジットカード取引を処理できます。
Teachableはより、30日ごとにPayPal経由で支払いを行います。
Teachable PaymentsとMPGのどちらかを設定する時にTeachable BackOfficeを有効化すると、PayPalによる支払いを受け付けることができます。(但しJPY(日本円)を設定するとPayPalは利用できません)
USD(米国ドル)の場合は、PayPalが表示されます。
PayPalで料金を受け取る設定をする(Free, Basicプラン)]
動画レクチャーもご用意しています。
こちらをご覧ください ⇒ teachableの使い方 – ローンチしたスクールでPayPalビジネスアカウント経由で販売料金を受け取る設定をする方法
それでは、PayPalで料金を受け取る設定をしていきましょう。
なお、PayPalビジネスアカウントを事前に取得しておいてください。
teachableメインメニューから歯車アイコンをクリックします。
その後「Payments」メニューをクリックすると上記画面が表示されます。
「Paypal Email」という入力項目にPayPalビジネスアカウントのメールアドレスを記入後に「Continue」ボタンをクリックします。
個人か法人化聞かれるので、あなたの事業形態によって適切な項目を選択してください。
ここでは「Individual(個人)」で登録をしてみます。
昨年の売り上げを聞かれるので適切な値を選択してください。
入力後、右下の「Continue」ボタンをクリックして次に進みます。
「BackOffice」を有効化するか確認されますので、必要に応じて有効化してください。
なお、販売価格の2%が手数料として追加でかかります。
ここでは「No, thanks」をクリックします。
最後にあなたのビジネスの業種と、コースの平均価格を聞かれますので、適切な値を選んでから「Finish」ボタンをクリックします。
自分の場合は「Marketing and Business」と「$1,000+(10万円以上)」を選択しました。
今回は「Free」プランですから、販売費用の10%+$1の費用がかかります。
以上で、オンラインスクールの開設から実際に販売された場合に、PayPalを通してあなたの銀行口座に送金される一連の準備が整いました。
Stripeで料金を受け取る設定をする(Professionalプラン)
カスタムペイメントゲートウェイを設定する
カスタムペイメントゲートウェイとは?
あなた自身のPayPalアカウント、もしくはStripeアカウントで直接決済を行う手段のことです。
先程もお伝えしたように「Free」もしくは「Basic」プランではteachableの所有しているStripeアカウントで決済を行うためteachableから実際にあなたの銀行口座に送金されるのは決済完了30日後になります。
ビジネス上、入金サイクルを早めたい場合はこのカスタムペイメントゲートウェイを利用しましょう。
通常7日で入金が行われます。
PayPal決済を有効化する
まずはじめに、PayPal決済を有効化する場合に注意点があります。
- コースの料金設定を米国ドル(以降、USDと表記)かつ、1回払いのみ対応可能(定期支払と回数設定支払いは対応不可)になっています。例えば日本円(または、その他のUSD以外の通貨)で設定されている場合、PayPal経由でコースを購入することはできません。
- PayPalビジネスアカウントが必須となります。
ということを踏まえると(特に日本では)Stripe決済以外の選択肢は避けたほうが良いでしょう。
Stripe決済を有効化する
最初にStripeアカウントの設定と、銀行への送金設定を行ってください。
詳細は「Stripeの使い方」という記事をご確認ください。
teachableスクールを削除する
スクールを作りなおしたい場合や、間違ってスクールを作ってしまった場合は削除が可能です。
ダッシュボード画面から歯車アイコンの「Settings」をクリックします。
上記画面が表示されたら、下のほうへスクロールしていきましょう。
「Status」メニューが見つかったら「Take My School Offline」か「Delete School Permanently」のいずれかを選択できます。
一時的にスクールを停止させたい場合は「Take My School Offline」を。
スクールを削除したい場合は「Delete School Permanently」をクリックします。
スクールのドメイン(今回はyusukesato.teachable.com)を入力します。
正常に入力が完了すると「Yes, delete my school」ボタンが押せるようになりますので、こちらをクリックします。
この時点でスクールは完全に削除されます。
以上で、アカウントのログインから、コースのローンチを通して、一通りの販売から決済までの一連の流れを網羅しました。
この後は、日常的な運用で利用する細かい設定などをご紹介していきますね。
teachableでコースを管理する
ページを修正する
セールスページ
決済ページ
サンキューページ
ドリップ機能を利用する(Basic以上)
登録後に一定期間経過後にコンテンツを閲覧可能にする機能です。
これを利用すると、例えば4ヶ月コースなどを作成して、1ヶ月、2ヶ月と登録日から経過時点でコンテンツ(レクチャー)の閲覧が可能になります。
プロダクトローンチという販売手法などにも活用も可能ですし、商品コンテンツを作成する前に販売(先行販売)などにも利用可能です。
ちなみに「Free」プランの場合は、画面のように「Upgrade Your Plan To Use The Drip Feature」という表記となりプランをアップグレードしてくださいというアナウンス画面が表示されます。
クーポンを発行する(Basic以上)
数量・期間限定の無料クーポンや割り引きクーポンを発行できる機能です。
ちなみに「Free」プランの場合は、画面のように「Upgrade Your Plan To Add Coupons」という表記となりプランをアップグレードしてくださいというアナウンス画面が表示されます。
従って、クーポン機能を利用したい場合は「Basic」プラン以上を選択しましょう。
teachableでバンドルコンテンツを作成する
いままでは単一のコースを作成してきましたが、コースを束ねるバンドルコースというものが作成できます。
このようなコースを作ることによって、例えば月額課金制の商品に、新しく作成したコースを随時追加していくような運用も可能になってきます。
ではここでは、テストで次のようなコースを設計します。
- 継続課金型のバンドルコンテンツ(5,000円/月・50,000円/年)
ここでは「バンドルコース」というコース名にします。料金プランは「Subscription(継続課金型)」で価格は5,000円/月と、あとは年間支払いでお得感を出すために、50,000円/年にしていきます。 - 一括払い型のバンドルに含まれるコンテンツA(3,000円)
ここでは「バンドルコンテンツA」というコース名にします。料金プランは「One-Time Purchase(一括払い)」で価格は3,000円にしていきます。 - 一括払い型のバンドルに含まれるコンテンツB(3,000円)
ここでは「バンドルコンテンツA」というコース名にします。こちらも、同じく料金プランは「One-Time Purchase(一括払い)」で価格は3,000円にしていきます。
それではまず「バンドルコース」を作成していきます。
コースの作成方法は割愛します。
まずは「バンドルコース」の作成ができました。
今回は2つの料金プランを設定したので「Enroll in Course」をクリックすると画面最下部に移動して、料金プランが選べるようになっています。
このように年払いのお得感を出すと、より売れやすくなっていきます。
(現在はいずれも英語になっているので若干わかりにくいと思います。日本語化については後述します)
次に、このコースに含めるコースを作っていきます。
まずは「バンドルコンテンツA」というコースを作成します。
コースの作成は割愛します。
続いてまずは「バンドルコンテンツB」というコースを作成します。
コースを複製する
ここではコースを複製して作業効率を上げていきましょう。
コース管理メニューから先程作成した「バンドルコンテンツA」をクリックします。
「Information」(クリック直後の画面)の最下部までスクロールすると「Duplicate Course」というボタンがあります。
こちらをクリックします。
画面中央にポップアップ表示で「Confirm(確認)」メッセージが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
コースのボリュームにもよりますが数分でコースのコピーが終わります。
再びコース管理メニューへ戻ります。
「(1)バンドルコンテンツA」というように複製されました。
必要な部分を修正していきましょう。
まずはコースの「Information」「Details」「Name」を変更します。
「(1)バンドルコンテンツA」を「バンドルコンテンツB」に変更しました。
同じく「SEO」「Friendly URL」を変更します。
「bundle-content-a1」を「bundle-content-b」へ変更しました。
他は必要に応じて変更をしていってください。
参考までに変更するポイントとして、
- セールスページ
- コースカリキュラム(これはコースが違うので当然ですが)
以上を変更していきます。
複製機能を通して「バンドルコンテンツB」が完成しました。
teachableで作成したバンドルコンテンツをバンドルコースへ追加する
バンドルコースと、バンドルコンテンツの作成が完了したので、いよいよコースを追加していきましょう。
先程作成した「バンドルコース」のコース管理画面から「Bundle Contents」メニューをクリックします。
「Bundle Your Courses」という画面に遷移します。
画面中央にある「Add a Course to this Bundle」メニューをクリックします。
ドロップダウンメニューをクリックすると、作成済みのコース一覧が表示されます。
まず「バンドルコンテンツA」を追加します。
「バンドルコンテンツA」を選択してから「Add Course」ボタンをクリックします。
「バンドルコンテンツA」が追加されました。
同じく「バンドルコンテンツB」を追加してみましょう。
「バンドルコンテンツB」を選択してから「Add Course」ボタンをクリックします。
「バンドルコンテンツB」も追加されました。
このように追加は非常に簡単です。
最後に「バンドルコース」のセールスページをプレビュー表示してみましょう。
セールスページの途中に「Courses Included with Purchase」という項目があります。
こちらがバンドルコンテンツの一覧になっていき、かつ「Original Price: \6,000」というように、合計金額も表示されています。
これによって、コースが追加されるほどお得感が増してくるし、また、定期的にコースを追加することによってより価値の高いバンドルコースに仕上がっていきます。
ぜひ、活用してみてください。
teachableアカウントを管理する
ロール(役割)の種類について
teachableのアカウント種別は次の5つがあります。
- 受講生(Students)
- オーナー(Owners)
- 講師(Authors)
- アフィリエイター(Affliates)
- カスタムロール(Custom)
では、それぞれの役割を見ていきましょう。
受講生(Students)
オーナー(Owners)の役割
メニュー画面から人のアイコンをクリックします。
「Owners」というメニューがあるのでクリックします。
すると右側にオーナーのリストが表示されます。
ここのアイコンには「P」というマークがついていますが、これがプリマリーオーナーといって、teachableで作成したオンラインスクールに関する全ての操作権限を所有しているアカウントです。
スクール開設時に自動で割り当てられます。
ちなみに、プライマリーオーナー(Primary Owner)とオーナーといふ2種類の権限があって、プライマリーオーナーはスクールそのものの削除などもできるような権限です。
オーナー自体は、スクールの作成からコースの作成・管理・アカウント管理など全ての操作が可能になってきます。
ここで、オーナーの追加をしていきましょう。
なぜ、オーナーが複数作成できるのかというと、複数人でオンラインスクールの運営をできるようにするためです。
ひとつのアカウントを複数人で共有しても良いのですが、操作履歴などが不明瞭になるので、オーナーを複数人作成して運用するほうがクリーンな状態を保つことが可能となります。
ちなみに「Free」はオーナー権限は1人のみです。
「Free」版で右上の「Add Owners」をクリックしてみましょう。
すると、画面中央にポップアップ画面が表示されて「Upgrade Your Plan to Add an Owner」とい表示と共に「Upgrade Plan」をして下さいと言われてしまいます。
複数人で運用を考える場合には「Basic」以上へアップグレードしましょう。
オーナーを追加する(Basicプラン以上)
講師(Authors)
アフィリエイター(Affliates)
カスタムロール(Custom)
teachableサイトの設定をする
カスタムドメイン(独自ドメイン)を設定する(Basicプラン以上)
次にカスタムドメイン(独自ドメイン)の設定をしてみましょう。
ビジネスでオンラインスクールを運営する場合は、独自ドメインで運営するのはおすすめです。
まず、独自ドメインとは、あなたの所有するインターネット上のアドレスと言えます。
例えば、先ほどのteachable.comはあくまでもteachableの所有しているドメインです。
ですから、その配下にサブドメインを作成しても、あくまでもteachable.comの所有サイトという風に見なされてしまいます。
ですから、ビジネス目的でオンラインスクールを運営する場合はぜひあなたの所有している独自ドメインを設定しましょう。
なお、個人的にいくつもドメインを所有しているのですが、今回は「佐藤裕介のオンラインスクール」という名前ですから「school.satoyusuke.me」というドメインを取得したので、そちらを設定していきます。
独自ドメインの取得方法は動画でご覧ください。
teachableの使い方 – teachableで独自ドメインを設定する方法(Squarespaceの場合)
画面右上の「New Domain」ボタンをクリックします。
「Domain Name」に「school.satoyusuke.me」と入力し「Add Domain」をクリックします。
「DOMAIN NAME」のリストへ追加されました。
「Check Domain」をクリックします。
「Verified」と表示されれば無事にドメインの登録が完了しています。
ブラウザを立ち上げて確認してみましょう。
これで無事に「https://school.satoyusuke.me」でもオンラインスクールへアクセス可能になりました。
ナビゲーションメニューを管理する
teachableホームページ(トップページ)の表示設定やユーザーのログイン・ログアウト時の設定を変更できます。
ホームページは、作成したオンラインスクールのトップページのことです。
例えば今回作成した「佐藤裕介のオンラインスクール」のホームページは「https://yusukesato.teachable.com」になります。
ログイン時とログアウト時へ遷移する画面を調整できます。
まずログアウト時です。
基本的に「Homepage」へ遷移するほうが理にかなっているので、ここは特に調整不要でしょう。
あとはログイン時です。
こちらもログイン直後に購入済みコース一覧の画面に遷移するのでこのままで良いでしょう。
次に、ホームページの右上にある「Login」と「Sign Up」ボタンを非表示にしてみましょう。
初期状態は、このようになっています。
管理画面に戻って「Navigation」「Navigation Bar」の設定を変更します。
この2つのトグルスイッチをオフにします。
この状態でホームページを表示してみましょう。
このボタンは特に不要ですので、削除しておいても良いと思います。
Bios(バイオグラフィー)を管理する
固定ページを管理する
「Site」「Pages」メニューを見てみましょう。
teachableでは固定ページを作成できます。
例えば先ほどのホームページは初期状態から存在していますし、他にも、プライバシーポリシーや利用許諾などがあります。(いずれも英語)
既に存在しているページの修正と、新規追加が可能です。
このように固定ページも作成できるので、ホームページのサイトやブログなどにも活用ができるのがteachableの柔軟なところだと思います。
試しに、新規ページを作成してみましょう。
別の記事で期限管理システムの「deadline funnel(デッドラインファネル)」というシステムを使うことで、自動で期間限定オファーなどが可能になりますが、その際の「販売終了ページ」を作成してみます。
「Pages」画面の右上にある「New Page」ボタンをクリックします。
ここでは、
- Page Title(ページのタイトル)
- Page URL(ページのURL)
- Page Content(ページのコンテンツ)
以上の作成ができます。
では、内容を埋めていきましょう。
非常に簡素ですが、必要最低限の要素は埋まりました。
あとは例によって「Show Navigation Bar」と「Show Footer」スイッチをオフにしましょう。
最後に右下の「Create Page」をクリックして完了です。
プレビュー表示を見てみましょう。
無事作成できました。
あとは、既に存在してる「Privacy Policy(プライバシーポリシー)」と「Terms of Use(利用規約)」が初期状態はteachableが用意した英文が入っているので、適宜修正をしてください。
ノートのアイコンが編集で、ゴミ箱マークが削除になります。
コメントの管理
カスタムテキストの設定
teachableは原則的に英語のみ対応しています。
サポートセンターにも確認しましたが、設計上そのようになっているようで、多言語対応をするには英文を変換していく必要があります。
その設定を行う箇所が「カスタムテキスト」の設定メニューになります。
teachableその他の設定
一般的な情報を設定する
決済を設定する
外部サービスとの連携に関する設定をする
teachableは様々な外部サービスと連携をすることによって、アクセス数を伸ばしたり、売り上げをアップしたり、またはオートメーションを組んだりと様々な機能強化をすることが可能です。
マーケティングオートメーションを組むための1ツールとしても非常に有効なので、外部サービスとの連携の活用をしてみてください。
Freeプラン
「Free」プランでは、
- Segment
- Google Analytics
- Sumo
以上の連携が可能です。
他にもメールマーケティングツールやマーケティングオートメーションなどの様々な外部サービスと連携が可能ですが、これは「Basicプラン」以上で利用可能になります。